2011年 03月 29日
酒場で
さて、丸一屋は以前から岩ちゃんに奨められていた安酒場で、料理がうまい。先日、旧精華小学校で芝居を観た帰り、小川君と二人で立ち寄り、瓶ビール1本、焼酎3杯とチキンカツ、魚のアラ煮、ポテトフライ、野菜サラダ、小川君はハイボール2杯などを注文して、2人で3000円足らずだった。それなりに酔った。たしかに料理はうまかった。昨日6時過ぎに店で待ち合わせ、久々の出会いに乾杯した。話はもっぱら今回の震災の話。原発から10㎞以内の地域では、何の救助活動もなされていないことに、どう対応していいのか分からないと岩ちゃんがいう。本当に痛ましいことである。震災そのままの状態が残されているのだ。こんなことがあっていいのか。メディアはそのあたりのことを一切言わない。情報がないからだろう。やがて中西氏が合流した。何かテンションが違う。飲み出すと、彼の苦悩というか、精神状態が悪いことに気づいた。金ちゃんが石垣でのカエル調査のお疲れ様会を開くということにからみ出した。「いま、そんなことをしている場合やない」ということを、幾分オブラートに包むように言っていた。しかし次第に興奮してきた。おれは岩ちゃんと別の話をしていて、「おれは情けないよ、仕事がなくて」と発言したことを中西氏が自分のことを「情けない奴」といわれたと誤解して、いきなり「何が情けないねん」とおれの方を向いて言ってきた。「君のことを言うてたんやない」と言っても、まったく聞き入れず、「いや、おれのことを言うた。なんでおれが情けないねん。そういう風にみているのか!」もうダメである。何かキレどころを待っていたかのような言い方でもあった。「呑んでられるか!」氏はそう言って2000円を置いて飛び出して行った。岩ちゃんが追いかけた。南海通りで5回、追いすがったという。その都度、微妙に沈静化していったというが、結局帰っていった。残った我々は呆然としてしまった。誤解であることはだれもが分かっていた。だが何より、あのように激昂してしまう氏の精神の不安定さに驚いた。「今まであんな氏をみたことないな」金ちゃんがいう。おれは何度かあのようになった中西氏を知っている。鬱状態になる前触れだ。ヤバイ。しかしどうすることもできないのだ。
翌朝、詫びるメールが入った。だが、決して正常ではないような印象を受けた。仕事、震災、暮らしなどさまざまなものが混乱していて、彼の精神状態を悪くさせているのだろう。心配である。
その後、4人でアフターアワーズに行き、飲み直す。店は繁盛していた。ヤマヒロさんが来て、しばし話し込む。話が長くて迷惑されたかもしれない。反省である。午前1時頃に帰宅。すぐにソファで寝てしまった。頭が痛い。やはり飲み過ぎだ。「ゴールデンバット」も全部喫ってしまった。そろそろ酒を呑んでも煙草を喫わないことにしようと思う。
請求書を書いたりとか精算とか勤務報告書とかそんなのをしてます。
昨日はちょっとした修羅場だったようだね。
年齢層が高くなって修羅場になると辛いね。
熱は秘めて穏やかに暮らしたい。
激昂して街へ飛び出すの顚末か。
中西さんはすべてを敵に回して闘おうとしてるみたいだね。
震災、仕事、暮らしなどなど5対1くらいで喧嘩してるみたい。
タテに並べて1対1なら勝ち目があるかもしれないのに。
まず仕事、というわけにはいかないのかな。
震災なんかと闘う必要はないのにね。
仕事から逃げるために震災を使ってるように思えてしまう。
(サルトルの言う「披抑圧者の再利用」ってやつか)
禁断の再利用なんてしてしまうからさらに泥沼化する。
僕らも自戒をこめて「披抑圧者の再利用」的行動、言動は控えねばと思う。
精神的な問題を抱えてる人には辛い時代だと思います。
ところで、フレッシュネスバーガーって広島のタカキベーカリーがやってるんだったよね。海外にもあるのだろうか。
取引先の担当者がこのところずっと不在です。
別に逃げているわけではなく、帰郷しているようです、仙台へ。
もう一社は、まだ支払ってくれない。
粘り強く手紙を送っています。
すべてのものを敵に回すという感じはあるかも知れない。
だから精神が疲弊する。
性格的なことかも知れないけど、心配してしまうよ。
禁断の再利用って、核燃料のことを思い出してしまう。
プルトニウムが漏れている。これはかなり深刻ですね。
おお、フレッシュネスバーガー、世界にあるんだろうか?
英語で喋っていたのを聞いたので、曖昧です。
間違った情報化も知れない。でも、このままにしておきます。