2011年 10月 08日
秋の音楽、音楽の秋
ぷよねこ氏が、マイスキーのコンサートに行けなかった、と書いている。残念だなあ。ぼくもこのチェロ奏者がむかしから好きで、2000年頃に京都でマルタ・アルゲリッチという、それはそれはすばらしい腕と、美貌をもったピアニストとの共演に立ち会った。実に情熱的なオーラ飛び交うコンサートだった。
その音源がCD化されている。いま探してみたら、なぜかない。たれかに貸したんかな。
"Live In Japan Mischa Maisky&Martha Argerich"
代わりに、といっては失礼なんやけど、ダリア・オヴォラという、これまた愛嬌のある顔をしたピアニストと、シューベルトの名曲を集めたアルバムがあって、これがなかなかいい。「白鳥の歌」や「美しき水車小屋の娘」などから採られたもの、それに「野ばら」などの親しみのある曲が演奏されている。
“Schubert Songs without Works Mischa Maisky Daria Hovora(Piano)”
また、美女ふたりという、なかなか素敵なアルバム・ジャケットのCDは、ヴァイオリンとピアノのデュオで、ストラヴィンスキー6曲、シューベルト4曲、ラヴェル3曲、シューマン1曲が収められている。
“RECITAL Viktoria Mullova&Katia Labeque”
秋の音楽、音楽の秋。来週からドタバタとしてデスクに向かうヒマがなかなかないんやけどね。