投票   

今週末は選挙の投票日。
おれの選挙区の立候補者が掲載された新聞が投函されていた。
ひと通りその経歴や主張、公約というものを読んだ。
政治および政治家に対してはさまざまな意見があるだろう。
すでに政党も立候補者も決めている人もいるし、
政治+政治家不信に陥っている人もいる。
だけど投票には出かけた方がいい、というのが受けてきた教育だ。
民主主義の基本は選挙にあると習ってきた。
たしかにその通りだとは思う。

政党の表情を見て、あれこれ言う。
党首の人物評価もいろいろあるが、感覚的な話もよく耳にする。
「舌足らずさが信用できん」「短軀が気に入らん」
「上からの物言いが腹立つ」「髪型が見苦しい」
「したたか顔が怖ろしい」「ムーミン顔が好きになれん」
「宗派が違う」「学級委員長みたいでイヤだ」云々云々。
すべて否定的なことばかりだが、
あまり人が政治家を誉めている言葉をおれは聞いたことがない。

選挙の投票日には、最高裁判所判事の国民審査も同時に行われる。
審査される判事の経歴と担当した裁判などが記された新聞も配布された。
これも精読した。
選挙定数配分、いわゆる一票の格差に関する記述や、
「君が代」斉唱に関すること、裁判員裁判の是非を問う裁判、
インターネットの共有ソフト「ウィニー」の問題などが、
各判事の挙げている内容に重複しているようだ。
いずれの判事も60歳以上だ。
ある程度の裁判での経験則がある人物が最高裁判事に選ばれるのだろうか。
彼らの意見を読んでいると、現在の社会から隔絶した感はない。
彼らを審査する材料はこの新聞でしかない。
ただ、その文章は硬い。特有の専門用語も散見する。
憲法を読んでも思うのだが、なぜ法律用語はこんなに難しいんだろう。

おれはこれまで最高裁判所判事の審査に関して、
すべて「問題なし」と書いてきたように思う。
「この判事はどうしても認めることができない」
ということはなかった。
それだけ裁判に関わりがなかったということなのだが、
関係する人にとっては、許せない判事がいるのだろうなあ。

いずれにしても12月16日という年の瀬の慌ただしい時期の投票。
結果が出れば、またそれによって何かが変わっていく。
本当に変わっていくのだろうか。
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by kazeyashiki | 2012-12-14 11:13 | 素描 | Comments(0)

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