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「極上の京都」   

構成で手伝っているTV番組「極上の京都」(KBS京都)が、
本日の夜、オンエアされます。
京都在住の著名人が「私の京都」を紹介するという内容で、
今回は伝統建築家の中村昌生氏が案内人です。
御年85歳。とても元気な先生で、内容も充実しています。
もし視聴できる環境にあれば、ぜひ見て下さい。

KBS京都  1月28日(月)20:55〜21:20
三重テレビ 2月2日(土)12:00〜12:25
テレビ埼玉 2月17日(日)12:30〜12:55
BS-TwellV 1月30日(水)26:30〜26:55
      2月1日(金)21:30〜21:55

今回登場される銘木店「松文商店」さんのご主人が、
HPで撮影内容をアップされています。
こちらもご覧下さい。
http://ameblo.jp/ege399/entry-11435376533.html?frm_src=thumb_module外部リンク

ナレーションは、「斬られ役」で有名な福本清三さんです。

宣伝させていただきました〜♪
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by kazeyashiki | 2013-01-28 10:38 | 京都 | Comments(2)

寒風京都   

番組の下見で京都市内をぐるぐる回る。
クルマ移動なので楽ちんだけど、歩かなければいかんとこもある。
やはり寒い。風がつめたい。身がちぢこまる。

南禅寺といえば、湯豆腐を思い起こす人も多いだろう。
おれも学生時代、教授に連れて行ってもらったことがある。
だけどね、学生に湯豆腐はあまりうれしくないのだ。
もっとガッツリしたもんが食いたい、そういう年齢です。
教授は、こういう店も知っときなさい、という気持ちだったんだろうな。
今なら湯豆腐も有り難い。
でも、ちょっと物足りない気がしないわけでもない。

このとき、南禅寺を散策し、山門に登った記憶がある。
その後、何かの撮影でこの禅宗の寺を訪れ、
また今回やってきたわけだから、三回目の訪問だろうか。
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おれはこのお寺よりも、境内を走る水道橋が好きだ。
水路閣という。
青年技師・田辺朔郎が琵琶湖から疎水を引く大工事をおこなった。
その時に造られたもので、そのフォルムは実に美しい。
「美しくなければダメ」と田辺は力説したとか。
きっとローマの水道橋のことを知っていたにちがいない。

水路閣は、サスペンスドラマなんかにもよく登場しますな。
「私がやりました!」なんて犯人が自供したり。
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この水路の上はこんなふうになっていて、ちゃんと機能しています。
京都市民の水道水になっているそうだ。
さらに蹴上方向にいくと、インクラインという鉄路が敷かれている。
線路をみるとわけもなく興奮するのはどうしてでしょう。
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翌日は、仕事関係の埋め合わせで京都競馬場へ。
これまで観客としてこの競馬場に出かけたことはなく、
何度か行ったのは、イベントやその仕込み作業ばかりだった。
暖かな指定席が用意されていて、快適だった。
ちょっとだけ馬券を買ったけど、もちろん全部はずれ。
ま、こういうもんでしょう。ビギナーズなんとかは、なかったなあ。
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レース終了後、1階のゴール前へ立ち寄った。
戦いすんで日が暮れて……という感じで、
勝った者は悠々として帰路に着き、敗者は肩をすぼめてオケラ街道を歩く。
いずれも寒風京都の夕空の下である。
もちろん、おれも寒い。
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by kazeyashiki | 2013-01-27 16:17 | 京都 | Comments(0)

奈良遊   

写真の撮影で奈良へ、上本町から近鉄で出かけた。
ある建物を撮影する。カメラはおれである。デジタルカメラ2台で、ぱちぱち。
果たして使える写真が撮れたのだろうか。
太陽を待ったりしながら、それなりに時間がかかった。
昼になっていた。

ひとりになって、散策する。
県立美術館で田中一光回顧展を開催していた。
この先駆的なグラフィックデザイナーは奈良出身者だ。
その作品には、甍の波の上に広がる青空や、
冬枯れの寒色に柿の実ひとつのコントラストなど、
この地に昔からある風景に結びついている色彩感があるように思える。
このポスター、昭和36年のものだ。
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東大寺は韓国から小学生達が旅行で来ていて、鹿相手に大騒ぎしていた。
先生たちも興奮気味なのが可笑しい。
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空気が澄んでいる。風はなく、光は暖かい。
冬日なのに、眠くなるような気候だった。
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公園で珈琲を飲んでいたら、鹿がしずかに近寄って来ていた。
鹿せんべいは持っていないよー。
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by kazeyashiki | 2013-01-24 02:23 | 芸能文化 | Comments(0)

大坂浪花不在鏡   

新年になってから、大阪で撮影した記憶がない。
「母が来た!」は特別で、それ以外は大阪が欠落している。
中央区に住んでいるくせに、
大阪にいないというのはどういうわけだ。
仕事でも大阪で、というのがないのである。

京都に関係する番組を制作しているから、
京都での撮影が多い。
次に滋賀、奈良となる。
和歌山、兵庫には今年になって出かけておらん。
尼崎までは行きましたが。

ということで、また写真ばかりの日記となりました。

☆ 

安土城址は、いつ行っても気持ちが晴れ晴れとする。
天気も、いつもいい。そして、人がいない。
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秘密の場所といえば、吉田山の竹中稲荷神社。
京大生ならよく知っているかもしれないけど。
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湖北の名も無き小駅(名前はあるけど)を、
電気機関車に牽かれた貨物列車が通過していく。
こういう風景、好きだ。
横光利一の一節を思い出すね。
「真昼である。
 特別急行列車は満員のまま全速力で馳けてゐた。
 沿線の小駅は石のやうに黙殺された。」
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西陣界隈をアテもなく散歩していたら出会った小学校。
すでに廃校になっている。
子どもたちの声が聞こえない学校はさみしいね。
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宇治はこれまであまり縁のある地ではなかったのだが、
番組撮影で出かけ、町を覆う色彩に心が落ち着く。
京都市内と比べて、時代が動いていない感じがするなあ。
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京の奥座敷のひとつである清滝。
夏と冬に都人が愛宕山に詣でたのは昔日のこと。
一時は鉄路も敷かれていたというのに、今は寂寞感が漂っている。
かつては多くの茶店が軒を連ねていた。
嵐山への観光客もここまではなかなかやって来ない。
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愛宕街道を嵐山にむかって下っていくと、
テレビCMなどでお馴染みの竹林の小径がある。
嵯峨野といえば竹林なんだね。
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そして嵐山。
どうしても渡月橋が有名なのだけれど、
おれは中ノ島に架かるこの太鼓橋が好きである。
時代劇にもちょくちょく登場しますね。
ふだんは、地元の方々がこの橋を渡って阪急の駅へいそぎます。
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ところかわって、ここは奈良・三輪の高台から見た大和三山。
昨年の正月にもここからの写真をFacebookにアップした。
百人一首の世界であります。
左手から、天の香具山、畝傍山、耳成山で、
背後には葛城山、金剛山の山なみが連なっている。
持統天皇の歌に誘われて、春から夏に変わる頃にも出かけたいな。
「春すぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山」
大和はいいなあ。
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奈良を誉めた口で、すぐまた平安京誉めをするのは節操がないが、
雪を残した大原、寂光院。
数年前に全焼して新しく建立されてはいるけれど、
山里のさらに奥に、ひっそりと佇む様はすばらしい。
平清盛の娘・建礼門院が隠れ棲み、
後白河法皇が訪ねた話は『平家物語』でありました。
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隠れ棲んでいるわけではないが、
劇団時代の作曲家山崎秀記が見つけた「ふじセンター」。
かつては数軒の食品店が入居するマーケットだったが、
今は鶏肉屋だけを残す廃虚と化していた。
ここを借り受けて、紫竹屋建設が大改造し、
6月に銀色昆虫館がイベントをおこなうことになったのだ。
これはとてもいいことなのだ。みんな来るのだ。
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そして今日、奈良に出かけた。
撮影が終わって公園内で珈琲なんぞを飲んでいると、視線を感じた。
ジーーッと見つめるのですね鹿くんは。
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ということで、大阪で撮影した写真がちっともない。
狭い近畿圏の、そのまた狭い範囲を行ったり来たりしているわけで、
やはり兵庫や和歌山、それに淡路島や日本海にも出かけたいものです。

ま、これからですね。
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by kazeyashiki | 2013-01-23 17:16 | 素描 | Comments(0)

母が来た!   

年明けから今日まで、ほんとにドタバタでありました。
なかなかまとまって文章を書く時間もなく、
ということは、無為に過ぎ去って行ったともいえるのでありますが、
気がつけば1月も15日。
こういう風に過ぎていく人生の時刻であると実感している次第。
せめて写真日記風に並べてみよう。

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元日の午後、拙宅にはじめて母がやって来た。
いささか緊張気味で、疲れている表情でもありますが、食欲はありました。

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翌朝、近くのカフェで朝食。サンドイッチとカフェオレをすっかり食べました。

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朝食後、大阪城へ登城。
母がここに来るのは初めてか、何十年かぶりのことでしょう。
だんだんと表情に元気が出てきました。

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大阪城内にある豊国神社に、「茅の輪くぐり」というのがあって、
疫病や罪が祓われるそうです。
私が跨いでいるのを見て、車椅子から「私もやる」と立ち上がり、
介護されながらも上手に跨ぎました。ほんまはスタスタ歩ける、という説もありますが(笑)

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大阪城からタクシーに乗って、阿倍野のお墓へ。
何も告げずに連れて行ったものだから、驚き、そして感激して、はららと落涙。
しかし、大層よろこんでおりました。

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谷町線阿倍野駅から、実に何十年ぶりかで地下鉄に乗車。
最近の公共交通機関のバリアフリー度は目を見張るべきものがあり、
阿倍野駅は、駅員さんの手助けなしに楽々と乗車することができました。
母は、停車する駅のたびに「地下鉄は久しぶりやわ。人がたくさんいるわ」と感嘆。
いい体験でした。

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天満橋駅で降りて、デリスタ8Fにあるお好み焼き屋へ。
朝食もしっかり食べていましたが、かなり空腹だったようで、
大きなお好み焼きをペロリと食されました。いやはや健啖であります。

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夜までわが家でテレビを見たり、百人一首を手にとって歌を詠んだりして過ごし、
夕食もしっかり食べはりました。

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そして二晩目のホテル泊。
「ホテルなんてイヤイヤ!」と言っていた前の晩、
しかしホテルの快適なベッドに寝ると、すっかり気に入ってしまった様子。
「あんたんとこで寝るのは気を遣うから、こっちの方がいいわ」
どこまで本音なのかおべんちゃらなのか分からないことを言うのであった。
午後9時から翌朝9時までぐっすりと寝ました。

そして3日の朝、タクシーに乗って豊中の妹宅へ戻りました。
これで外出に馴れたかな。
暖かくなったら、生まれ故郷の越前に行きたいというかねてからの希望、
日帰りでしか無理かなと思っていたけど、泊まりでもいけそうです。
かならず行こう。

これが2013年1月1日から3日までの素描であります。
まだまだ今日まで追いつかないな。
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by kazeyashiki | 2013-01-03 23:59 | 素描 | Comments(0)