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銀昆式が終わって……   

「銀昆式Happy降霊会」が終わって10日以上経った。
みんなそれぞれの日常に還り、すでにそこで生きている。
イベントはすでに遠い霞の向こうの世界に去ってしまったような気がする。

おれは音響のオペを担当していたが、
一度だけステージに上がった。お客さんへのお礼を言うためと、黙祷のためだ。
そこで話したい内容はたくさんあったのだが、そして下書きもしたのだが、
大半を削除してしまった。
あまり長々と、しかも紙を見ながら喋るのは無粋なことでもあるしね。

そこで清書していた文章をここに採録しておく。
これをもって、すべてのことが終わったと感じている
(打ち上げは残っているけど)。



本日は大勢の皆様にお集まり頂き、誠にありがとうございます。
今回のこの「銀昆式・HAPPY降霊会」は、
ここ何年かの間に、天界へ還っていってしまった我々の仲間、
島田誠彦、亜巳婆、苫谷典子を想い、語り、
一緒に楽しむために企画されたものです。

彼らのことを思うたびに、
何か記憶のなかに置くことの出来るイベントをやりたい、
たまたま残された我々にとって3人の姿を留めておくことをやりたい、
そんなことをここしばらく考えていました。

歴史を振り返っても、それぞれ皆さんの家族や先祖を考えても、
生死というものを明確に区分するということは、
さほど重要なことではないと思います。
多くの死を受け入れつつ私たちはこの世に生きている。
そして文句を言ったり、喜んだり、歌ったり、怒ったりしている。
天へ還って行った者たちを、私たちは心の中に住まわせている。
そして彼らと共に生きているという自覚がどこかにあるものです。
ただ残念なのは、実際に、もう会えないということであり、
言葉や表情、仕草や笑い声を聞くことができない点です。
それが口惜しく、残念であります。

今日の会場、「ふじセンター」と呼ばれているのですが、
たまたま劇団の音楽を担当していた山崎君がここを丸ごと借りて、
田島がここは劇場だと発見し、絵所さんがそれを支え、
呼びかけたところ、多くの古い仲間が集まってきたということです。
そしてそれは、
この3人の導き、後押しによって実現したのだと感じています。
そうした意味で、彼ら3人に黙祷を捧げたいと思います。

黙祷……。

ありがとうございました。
「縁がある」と昔の人たちからそんな言葉を聞かされてきました。
まさにその通りですね。
付け加えるなら、縁に根ざしたお調子乗りの精神、目立とう精神、
私を見てみて精神というものが、集まった仲間の中にあったからです。
これを「花」と呼んでいいなら、皆様方の前に立つ者たちは「花」です。
どうぞ見てやってください。愛でてやってください。
「花」にはそれがいちばん嬉しいことなんですね。

さて、次は音楽会が始まります。
その間、有料ではございますが、
ビールや食べるものをご用意させてもらっています。
売上げは、今後の「ふじセンター」の活動資金として使わせて頂きますので、
どうか皆さん、じゃんじゃんと飲み食いして頂きたく存じます。
とはいえ、このあたりは閑静な住宅街。
近隣の皆様にご迷惑のかからない程度に盛り上がって頂ければと思います。
では、第二部音楽会までご歓談ください。ありがとうございます。



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by kazeyashiki | 2013-06-26 14:25 | 京都 | Comments(0)

銀昆式Happy降霊会無事終了!   

時間を掛けて作ってきた舞台と芝居、そして全体が結実した日。
2013年6月15日午後3時に始まった
「銀昆式Happy降霊会」は無事に終了致しました。
ふじセンターという廃墟のスーパーマーケットに山崎秀記が引き寄せられ、
田島邦丸が「ここは劇場だ」と発見し、絵所良和が照明等々をサポートし、
そしてそこに役者、音楽家が集まって来て、すばらしいイベントを作り上げた。
詳細はまだ書けない。全身がまだ興奮状態にあって、冷静になれない。
写真だけアップしておこう。
しかもリハとオペ席からの小さな、写りの悪いものばかりだ。
ちゃんとした写真家が写してくれたものもある。700枚にも及ぶ厖大な写真だ。
1枚ずつ見ていく楽しみがある。
いずれにしても、
ちょっとはしゃぎすぎて夜更けに警官に注意されるということはあったものの、
近隣の方々に大きな迷惑をかけなかったと思っているのだが……。

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by kazeyashiki | 2013-06-17 13:15 | 芸能文化 | Comments(0)

銀昆式   

いよいよ1週間を切った。
これまで朗読劇の稽古を重ね、ほぼ完成形が見えてきた。
台本を持っての芝居だが、なかなかいい。
30年前だから26歳の時に書いた戯曲で、
狭い、小さな世界を舞台にしている。
若書きなんてものじゃなく、めちゃ恥ずかしい。
だが今回、かなり改稿した。
時代設定は、本稿は1983年だったが、
今回は現在、2013年にしてみた。
果たしてこういう人物達が今の世の中にいるのかどうか、
それは分からない。
しかし通じる部分があると思っている。
男と女の光と闇……それにしてもやはり恥ずかしい。
過去の自分を見ている。
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音楽会は劇中歌が4曲と、山崎秀記のバンド演奏。
ゲストで金子鉄心さんが加わってくれるのが嬉しい。
氏はわが銀色昆虫館のベスト観客だった。
何度も見に来てくれた。
「たかじんのミュージックランド」という番組で知り合い、
それからの付き合いだから、長い。

そして現在も鋭意編集中の吉田栄華監督の映像作品。
まだ仮編集も全然見ていない。

そうしたことで、今日日曜日は仕事をいろいろ片付けている。
前々日から泊まり込む。
やはり劇場というか、今回の会場に寝泊まりしなければ気が済まない。
船岡山公園や西部講堂のときもそうだったが、
そこにいないと居心地が悪いというのは変わった習性だと思う。
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by kazeyashiki | 2013-06-09 13:02 | 芸能文化 | Comments(0)