2012年 08月 23日
晩夏読書計画
このところ慌ただしく、読む時間があきらかに減ってきている。
だが、本は増える。
書棚に読まれるのを待っている本が列んでいる。
『通天閣 新・日本資本主義発達史』酒井隆史著
『笑う親鸞』伊東乾著
『笑いを売った少年』ジェイムス・クリュス著
『寂兮寥兮』『むかし女がいた』大庭みな子
『地底のヤマ』西村健著
とくに『地底のヤマ』は、狛江の大介師オススメの本で、
著者とは「深夜プラス1」で馴染みでもあり、呑み仲間だという。
1960年代から現在までの大牟田の炭坑を舞台に描いたもので、
2100枚の長編だ。ずしりと重い。
著者は、本が完成して、
入院中だった「深夜プラス1」の内藤陳さんに届けたところ、
「重いなぁ。俺の手じゃ持てねェじゃねェか」
そう言い、9日後に陳さんは天界へ旅立ったそうだ。
今夏は芝居も映画も足が遠ざかっている。
京都の「大出雲展」に出かけたくらいで、芸術芸能分野に疎い。
晩夏から初秋にかけて本を読み、舞台を観よう。
「武太郎の夏、あみと喝采の日々」のシナリオも上げて、
冬には何とか上演しなくちゃ!