家系   

母の家系は長寿だという。
祖父は69歳で亡くなった。東京五輪の前の年だった。
祖母は82歳。母は自分の産みの親の年齢を越えている。
だからいつ死んでもいい、と乱暴なことを言う。

母には妹が2人と弟が1人いる。
末っ子の弟は75歳で亡くなったが、妹たちは達者で、89歳と86歳である。

ここから導きだされることは、女系が長寿であるという点だ。
それを母に伝えると、いや違うと否定して、
故郷の祖父祖母の兄弟には100歳近くの者がゴロゴロいるという。
ゴロゴロは大げさで、これまた乱暴な言い方ではないか。

母は来月10日で93歳になる。
今回ばかりはおれも、もうアカンだろうと覚悟したが、
昨日主治医に呼ばれて話を聞くと、「退院」だという。
心臓や腎機能は低下しているし、胃潰瘍もある。
調べれば、胃か大腸にガンがあるかもしれない。
しかし、見つかったところで手術や放射線治療ができるかといえば、
答えはNonである。
では調べる必要があるのか?と医師はおれにいう。
おれもNonだ。
胃潰瘍は、入院のストレスだと解釈しましょうと医師は提案し、同意。
結論は同じ考えだ。
「退院すればストレスは解消される」。

ということで、来週末に退院が決まった。
それを本人に伝えると、ベッドのなかでバンザイした。
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by kazeyashiki | 2012-11-01 11:56 | 暮らし | Comments(0)

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