2014年 05月 10日
母の日
明日は母の日ということで、いろいろな母の歌が流れてくる。
今はジョン・レノンの「マザー」が、
ついさっきは、清志郎が母に捧げた「デイドリームビリーバー」が。
わが母が亡くなって1ヶ月あまり。
まだおれは母のことを書くことができずにいる。
なにも長い文章を書こうと思っているわけではない。
だけど、どうしてか書けない。
まだ、見えない何かがあって、書き出せないのだ。
生前、母からはさまざまな話を聞いた。
取材みたいにして質問事項を作り、
母がそれに書き込んで答えてくれた十数枚の文書もある。
これをもとに、母の人生を描くこともできるだろう。
だけど、書けないのだった。
先日、谷町花壇で母の日に贈る小さな花の籠を買った。
贈ることはできないからテーブルの上に載っている。
妹は母の夢を見たという。
場所は北海道の駅で、母と父が改札口で待っていたそうだ。
そして二人はクルマでどこかに出かけたとか。
きっと二人が好きだった知床にドライブしているんだろうな。
二人とも生前は出かけたことがなかった知床。
ようやく行けたなあ。
それにしても、花祭りの日に亡くなり、
父の命日に告別式をした母。
縁というものがあるんだと思う。