2021年 07月 27日
チキータ!!
東京五輪の卓球を観ていると、
「チキータ!!チキータ!!」と実況アナが叫んでいるので、
なんでバナナのメーカーが卓球と関係があるんだ?と思って調べてみた。
【チキータ……卓球の打法のひとつ。
チェコのピーター・コルベルが生み出した、
手首の反動を利用した横回転のバックフリック。
ボールがチキータバナナのように曲がることから、
このように呼ばれる。】
やはりバナナと関係があったんや!(笑)
チキータとはアメリカのバナナ生産会社である。
1899年創業とある。
かつてフィリピン・ミンダナオ島へ取材で出かけた。
バナナから「水」の問題を考える映像制作のためだ。
東大の生産技術研究所の先生のアドバイスで、
多くのバナナを輸入しているわが国の「水」事情は、
なかなか複雑な問題を抱えている……それが映像の主題だった。
この時、ミンダナオにある大手4社のバナナ生産会社で
唯一取材を受けてくれたのがチキータだった。
農薬の問題や、雇用形態など取材には負荷がある。
他社はそこを聞かれるのがイヤだったのだろう。
だが、チキータはウエルカム状態だった。
そればかりか、
ダバオからバナナ農園までのセスナ移動に
会社所有機を出してくれた。
今でもおれはチキータのバナナを買う。
ラベルは「ユニフルーティージャパン社」である。
☆
次の五輪はパリ開催だが、
開会式はセーヌ川が会場だという。
選手たちは船に乗って登場するという。
面白いことを考えるなぁ。
やっぱりフランスである(笑)
今日はずっと家にいて、五輪中継を小さな音で流しながら、
本を読んだり珈琲を飲んだりして過ごす。
こんな日は実に久しぶりである。