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草津

新快速に乗って草津へ。
懐かしい町だ。
45年ほど前、この町にあるお寺の草むしりのバイトをした。
大学同級の石松君と一緒だった。
だが、おれはあまり草むしりが上手ではなかった。
さぼってばかりいた。

暑い夏の日だった。

昼食に出た親子丼が最高にうまかった。
その後、お寺の本堂で昼寝した。
なつかしい夏の日々。

ところが今、草津の街は大変貌を遂げている。
いや、南草津という駅が大変貌というにふさわしいのか。
南草津なんて駅は存在していなかったのだ45年前は。

ともかく高層マンションが林立する郊外都市となった草津へ出かけた。
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# by kazeyashiki | 2022-05-20 18:02 | 記憶 | Comments(0)

学びの愉しさ

昨夜、大阪公立大学の難波にあるI-siteなんばキャンパスに出かけた。
「はじめての道教〜日本文化に根付く道教の思想〜」
第一回目講座「道教と不老不死の術」を受講するために。
国産基幹教育機構/現代システム科学研究科の池平紀子准教授が担当だ。

予想に反して80人超えの人達。
応募は倍以上あったらしい。
圧倒的に中高年層が多い。

講座内容は「はじめての道教」という割にレベルは高かった。
池平先生の豊かな知性ゆえであろう。
道教が生まれてきた土壌、時代背景、五斗米道、太平道などの派の違いなどを学んだ。

おれは卒業論文が、
中国仏教に溶けた道教思想という主題だったから道教に関する史料は結構読んだが、
もうほとんど忘れている。

若い時の自分に手を伸ばすような感覚で受けた講座である。

道教は教理として、あるいは宗教として日本に伝播して来なかった。
しかし、言葉や慣習、文化などでは随分入ってきている。
『古事記』にもその影響の痕跡を見つけることができるようだ。
日本は、中国道教を拒絶したという見解もあるので、
痕跡にどこまでの根拠があるかどうかは現在も研究中のようだが、
庚申信仰や、大坂道修町の神農なども道教から出た言葉である。
天皇という言葉もそうだというが、果たしてどうだろうか。

講義で紹介された神戸の関帝廟を訪ねてみたいと思った。
関帝とは関羽のことである。

しかし、生涯学習とは言い得て妙だ。
学ぶことは本当に愉しい。
調べていると次に調べなければ!と思うことが溢れ出してくる。
日本史も面白いが、日本史をもっと面白くするためには、
中国史、西洋史などの世界の歴史に関する知識が必要だ。
三教について、まともに勉強したことがないから、
今から学んでいくことで、日本の歴史も見えて来るのではないか。
森羅万象、多情多恨、魑魅魍魎。
人間のドラマは歴史の波のなかにある。

月に一回、来月再来月と続く。
夏には京都の大学にも足を運んでみようと計画している。

# by kazeyashiki | 2022-05-19 00:01 | 読書 | Comments(0)

気持ちのいい春の朝

朝は5時頃に目が覚める。
高齢者だからね。
今朝の風は心地よくて、久しぶりに陽射しが差している。
紅茶を淹れて檸檬を絞る。
床敷の汎用実用絨毯を洗濯機のドライで洗う。

今日は南森町で戦略会議の後、買い物をして帰宅する。
その後、夕方から難波の某大学サテライトルームへ。
2時間の講義を受ける。
内容はまた書こう。
久々に学問の場で学ぶのが楽しみである。

夜は麻婆豆腐という献立。
石田氏が成城石井のものが美味しいと言っていたし、
御馳走もして頂いたのだけど、今夜は自家製だ。

# by kazeyashiki | 2022-05-18 10:06 | 世界 | Comments(0)

したり顔

したり顔ってあるよね。

どや顔という言い方がいまふう?

さこ大介さんの「失した光」にも、
したり顔という言葉が登場する。

♪~失した光をこの手に取り戻せ
だから俺はもう一度探しに出るぜ
したり顔の大人になっているけれど~♪

SNSの社会になって、
飛び交う情報だけで物事を判断して発信している者が多い。
さも自分がその場へ出かけたような風情で。

これが、まことに恥ずかしい。
自分もそうである可能性があるなと思う。
自省。

さこ大介さんが20日から来阪する。
Radio番組に出演してほしいと依頼している。
どこかでLiveを観る。






# by kazeyashiki | 2022-05-18 00:01 | 暮らし | Comments(0)

5月17日

親父、上野博さんの生誕日である。
1924年だから98歳か生きていれば。
亡くなったのが2004年だから18年経つ。

# by kazeyashiki | 2022-05-17 10:50 | 記憶 | Comments(0)

日日是好日

by 上野卓彦